物流業界において、ドライバーの労働時間短縮や賃金アップのためにはコスト上昇分を運賃・料金に転嫁することが不可欠であり、同時に生産性の向上も求められています。これを実現するためには、DX戦略に基づくデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進が必要です。

株式会社丸総（本社・静岡県榛原郡吉田町、橋口智規社長）は、この課題に対応するため、以前からDX化を目指していましたが、具体的な取り組みを本格化させたのは今年からです。

株式会社丸総は、2024年3月に弊社と契約し、DX認定取得に向けた取り組みを開始しました。
弊社の専門知識と経験を活かした共同プロジェクトにより、4月19日に申請を行い、わずか6週間後の6月1日に異例の早さでDX認定を取得しました。

このプロジェクトは、株式会社丸総のDX戦略を具体化し、早期に実現するための基盤を築くものでした。

株式会社丸総　代表取締役社長　橋口智規　様

弊社は、7年前から静岡県外にトラックの営業所と倉庫・物流センター機能を併設する形で、千葉県・神奈川県・愛知県にエリアを拡げて参りました。
そして、2025年10月には兵庫県西宮市に、2027年2月には群馬県高崎市に新たな拠点を設け、弊社独自の物流ネットワーク「MELリレー輸配送便」の構築に向け、着実に歩みを進めております。
同時に、専門性を追求し、メディカル・ケミカル分野への参入も進めております。これにより、お客様に対してより高度で付加価値の高いサービスを提供できる体制を整えてきました。

2024年問題が差し迫る中、私たちは「革新と挑戦」をスローガンに掲げ、更なる変革を推進しています。全社を挙げてアナログからデジタルへと変革を進め、従来の「属人化」から「集合知」へとビジネスモデルを革新し、市場での競争力を強化していきます。

この取り組みにおいて、ITコンサルティング会社グローバルナレッジ（GKI）との協力は非常に大きな力となっており、GKIの専門的な支援により、DX戦略を早期に取り組み、DX認定取得を実現できたことに深く感謝しております。

引き続き、DX戦略の推進を通じて、GKIと共に社員一人ひとりの力を引き出し、組織全体で革新的なアプローチを促進して参ります。